2010年06月08日

名もなき毒(宮部みゆき)

namonaki.jpg 新書版を買った。3冊600円だったから・・・。

 読みたかった作品だから楽しみだった。そして期待を裏切らずに満足なんだが、社会の毒を食らって眠っていく私立探偵はまだしも、たぶん毒の象徴だろうと推察される、性善説を全否定するような完全悪人ストーカーのアルバイト女性が、なぜ物語のメインストリームにいるのかがよくわからない。ある意味ミステリーとしては、B級かもしれない。

 そもそも「誰か」の主人公が再登場する「柳の下のドジョー」である。作者はこの巨大コンツェルン婿様のキャラが好きなのかな。そしてドジョー汚染が消化不良に織り込まれて、ストーカーが出てきて、テーマの毒の話が進むという感じ。

ちょっと消化不良かなぁ

posted by いなえしむろ at 22:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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