2005年05月31日

永遠の終り(アイザック・アシモフ)

過保護の功罪

eien.jpg 未来社会。未来人の一部は《永遠人》となって時空を駆け巡り、《時間人》の現実を微修正することでそれに続く未来を改変し、人類を核による破滅から守っている。

 主人公は《永遠人》。しかし、ある《時間人》を愛することにより、世界全体の時間の歯車が狂ってくるというのが表向きの筋書き

 設定として、時間を旅することを可能にしたのは過去のとある人物の発見がきっかけとなっている。しかし、その発見は未来から過去へと旅した《永遠人》その人によるものだったという展開になる。物語は、その《永遠人》が過去に旅する少し前からはじまる。

 物語における「現在」及びそれに続く「未来」があるということは、《永遠人》が無事に過去へと旅立ったことを示す。しかし、過去へ旅立つのは物語における「現在」である。

 もし旅立ちが阻害されたら「現在」や「未来」はなくなるのか。基本的なタイムパラドックスのテーマが見えてくる。そしてこのテーマで物語が進むと思ったら大違い。タイムパラドックスものと考えると大いにがっかりする。また、愛だのなんだのという話と期待するとまた裏切られる。

 この物語は、アシモフのスペース・オペラのプロローグである。アシモフは過去の修正による理想的な未来創造を否定する。物語はラストになってスパートする。ミステリー調のタッチで進むのだが、あるとき突然に主人公が気づくことがある。「超観察者(注:いなえの表現)が存在する

 すなわち、よりはるかな未来から「《永遠人》に過去の修正をやめさせる計画」が進められていることを知るのである。そして、その役割を担っているのが《時間人》と思われていた、主人公が愛する女性である。

 女性が属する「はるかな未来」では人類は絶滅している。宇宙への旅がことごとく失敗するからである。人類が宇宙に出るのが遅かったために、宇宙はすでに異星人が支配しているのである。あとちょっと早く人類が宇宙に出ていたら・・・。こう考えたはるかな未来人は、より過去の人類に試練を与え、歴史の修正を禁じ、宇宙への旅立ちを早めるためにその女性を送ったのであった。

<現実>から災厄を除こうとして、<永遠>は同時に勝利をも排除しているのです。人類が大いなる高みへのぼるもっとも効果的な方法は、おおいなる試練に遭遇することにこそあります。危険とたえざる不安定感のなかからこそ、人類を新たな、より高度の征服へと押し進める力が生まれます。
(中略)
人間が自らの力でよりきびしい、より高遠な解決策を見いだすのを、困難を回避するのではなく、それを克服することから生まれる真の解決策を見いだすのを、妨げているのだ。

 女性の言葉である。過保護の功罪であろう。エンディングで示されるのだが、はるか未来から来た女性と《永遠人》たる主人公は過去の世界に居座り、《永遠人》と《時間人》が存在する未来を消去する。この結果、はるかな未来では人類は苦難を乗り越えて宇宙を支配するようになるという筋書きである。(もちろん、これはファウンデーションへと続くだからプロローグなのだ)

 面白い。タイムパラドックスに関するいくつかのほころびが見られるが、ミステリー部分がそれを補って余りある。

 すべての種は環境に適合するように進化するというのがダーウィンの進化論の一つの捕らえ方である。そうだろうか? 少なくとも、異常なまでの生への執着から、環境に戦いを挑みつづけることで進化をする人類のような種はダーウィンでは説明できない。いずれ、宇宙を人類とは別の知的生命体が支配する頃になれば、人類はダーウィンの特殊進化論と分類されるのだろうと私は思う。
posted by いなえしむろ at 23:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月30日

続・携帯型DivXプレーヤ

SDメモリをどうするかexclamation&question

 使ってみた。デモは問題なく再生できることを確認。けっこうサイトがしっかりしているので、ファームのアップデートもできるし、デモ映像も転がっている。

 ところが、手元にあった256MのSDメモリを用いて試験してみたが、手持ちの動画再生ができない。CODECが異なるのかうまく動作しないようだ。やはり付属のCODECコンバートソフトを使わないといけないのかもしれない。こいつを使うのは面倒だが、携帯する価値を考えるとやむをえない。

 さて、1GのSDメモリは7〜9千円が相場である。デジカメの記録用ではないから、転送速度には大きくこだわらないが相性が悪ければごみとなる。どうしようかなぁ。

−その後の調査結果−

zflicksという再エンコードソフトはよくできている
・ところがaudioのデコードは非力←CODECが必要
・再エンコードするとサイズがかなり小さくなる
  →大容量SDメモリは不要
・サイズが小さくなるのは DivX Handheld規格だから
  →176×144、128bps、MP3、15fpsの設定
posted by いなえしむろ at 12:53| Comment(0) | TrackBack(2) | 書斎の文房具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

6/11は比良元気村へ

久しぶりの家族旅行

 これ以上こもっているとストレスがたまるというわけで、久しぶりに滋賀県へいくことにした。比良元気村である。

 インラインスケートをする場所もあるはずだから一応持っていくことにするが、フィールドアスレチックで十分だろうと思う。テント泊したいところだが、天候を考えて一応大津泊の予定。楽しみである。
posted by いなえしむろ at 12:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 家族旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月29日

任天堂が新ゲーム機

よさげですなぁ

 新型を一気にふたつも発表。デスクトップとノートの発表ってな感じ。

 どうもDSが好きになれない私はミクロなんていいかなと思うな。もっともゲームはポケモン以外はしないが・・・。買おうかなぁ。
gbm.jpg

posted by いなえしむろ at 23:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 書斎の文房具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

シークレット・ウィンドウ

つまらないサスペンス

sw.jpg ジョニー・デップ×スティーブン・キングってことで期待の映画。先にあらすじを知ってしまっていることも影響して面白くなかった。同じような映画を見た気がするなぁ。多重人格の主人公がって話。あれのほうが良かったな。

 ミステリーとかサスペンスという意味では確かに面白い映像ではあるが、主人公の一人芝居というオチはすっきりしないな。

posted by いなえしむろ at 22:01| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月28日

フローズン・インパクト

B級SFXパニック映画

fi.jpg 肝臓移植を待つ弟と気楽な姉とこどもに甘い救急隊員のパパと厳しい女医のママ。そこに大きな雹(ヒョウ)が降ってくるという設定。

 DVD配給会社は派手に宣伝しているが、俳優はどれもB級のようだし、ストーリーも平凡。予期した通り駄作であった
posted by いなえしむろ at 21:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

いい番組だ

サイエンスZERO

logo.gif いつもいいプログラムで大好き。特に今日のは良かった。惑星とタイタンが主役だったから


posted by いなえしむろ at 20:42| Comment(0) | TrackBack(0) | いなえの日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

暇な土曜日

今日も自宅待機

 う〜ん、面白くない。なかなかスケジュールがあわず、今日も暇な一日だった。ここ2月ほど車の走行距離がまったく伸びない

 あまりに暇なので、自転車でお買い物に。買い物といってもSFの古本を買うこと、最近わが家ではやりのポケモンゲーム攻略本を買うこと、ハムスターのマットとえさを買うこと程度である。とはいえ、ホームセンターに行くとついつい買い物が多くなるのが世の常。

dcs_byc.jpg
パパと3匹の子豚の自転車


 買い物の後はいつもの通りインラインスケート。長女も参加して路上教習である。

dcs_inline1.jpg
初体験の長女はスキーの格好が安心だとか


dcs_inline.jpg
路上教習も決まっている!


poke.jpg 暑かった今日はみんなでたっぷりと汗をかいて健康的・・・と思ったら、長女と次女は攻略本をもとにポケモン大会。

 「明るいところでやれ」といわれたからといって、別にベランダに向いてやらなくても・・・。


 暇ではあるが、金がかからない一日だった。明日は近場へ洋服のお買い物だそうだ。パパは別のことでもしておこう。
posted by いなえしむろ at 20:31| Comment(0) | TrackBack(0) | いなえの日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

パソコンをジュークボックスに

FMラジオを活用しようexclamation

 私が Mac はいいと思う最大の理由は、OSが使いやすいこととOSに組み込まれているアプリケーションが好きだからである。これは昔から変わっていない。

 現在の好きなアプリケーションを具体的に示せば、iTunes、iPhoto である。このふたつのソフトのためだけに Mac を選ぶ価値がある

 いまや iTunesWindows にも移植されており、パソコンをジュークボックス化するためのハードウェアとして安物(のWindowsパソコン)を入手することが可能になった。

 ところが一般的に、Windowsの音環境は悪い。あまりその部分に金をかけていないのだろう。そこで今回の周辺機器が登場する。
(なんと回りくどい衝動買いの説明だこと・・・)


usbfm.jpg


 こいつは、USBを経由してパソコンの音をFM電波に乗せる機器である。安物パソコンを用い、音源からアナログ回路を通さずデジタルのままUSBを経由して(アナログ変換後)デジタル波であるFMに飛ばせば音はいいだろうという推論。

 完璧な計画である。わが家に適当なFMラジオがないことを除けば・・・もうやだ〜(悲しい顔)

posted by いなえしむろ at 18:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 書斎の文房具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

動画ファイルの分割

DivXプレーヤのために

 プレーヤはあるけれど大容量メディアがないということで、小容量メディアに動画ファイルを分割して小刻みにみることにした。通勤時に見るしか用途がないので、せいぜい30分程度あればよいことになる。それなら容量は256Mでも十分だろう。

 分割には AviUtl を使わせてもらっている。とにかく多機能である割に操作がシンプルなので助かっている。これで通勤時も映画漬け・・・。でも、いつ読書をしよう?
posted by いなえしむろ at 11:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 書斎の文房具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月27日

降伏の儀式(ラリー・ニーヴン&ジェリー・パーネル)

長すぎるがファンタスティック

koudfuku1.jpg


 象に似た異星人が地球を侵略しにくる。土星で様子をうかがい、一気に地球へ。何も知らない人類は、途中の宇宙ステーションで歓迎しようとするが、捕虜にされてしまう。地球侵略の方法は「隕石を落とすこと」。強力である。角度を変えてみると非常に残酷なストーリーとなる。

脱線するが、この「隕石を落とす」
攻撃をねたにするだけでも、
けっこうなSFが書けるんじゃないかと思う。

 人類はアメリカ・ロシアの非常に細い絆のもと協力して反撃を試みるが、ほとんど成功しない。敗北を目前に控えながら、人類はある作戦に最後の望みをかける。ストーリーはこの辺から急展開し、アメリカ国歌(もしくはヘヴィメタル)が流れる中(注:物語中ではもちろん流れていない)、一気に人類は異星人に対し優位に立つ。このあたりのノリは、アメリカ人なら雄叫びをあげながら読んでいることだろう。

 人類の最終兵器は原爆を推進力にする。原爆を用いて船を宇宙に飛ばすという手法である。最後まで隠しとおし、一気に・・・というあたり「宇宙船艦ヤマト」のノリか?

 最終的には、人類は異星人に勝つ。日の丸式自爆攻撃をかけながら、和平を願う異星人や大統領を無視し、ひたすら相手を殲滅する。こうなったら大統領も何もない。とことんまでやってやるって感じがひしひしと伝わってくる。まさに「守るために戦う(映画「モスラ」のコピーから)」のである。

 ラストはあっけない。冒頭で捕虜となった人類が異星船の中で異星人の降伏を受け入れるところで終わる。地球及び異星人殲滅のための宇宙船艦では果たしてその降伏を受け入れるのだろうか? 和平を無視した人類は、捕虜もろとも異星人を殲滅する方向に動くだろうと私は想像するが、その辺は読者の想像に任せるというスタイルだ。

 異星人が人類と同じ環境で生きていけること、言葉が通じ合うこと等数えればきりがないほど「興ざめ」部分が存在するが、SFというよりもアメリカンヒーロー伝説ってな感じで読めば面白い。

 そもそも日本語訳はフィットしないむかっ(怒り)。原題は Footfall である。もっと言えば、最初は Lucifer's Hammer だったとか。隕石落とし程度の意味かな。サイドストーリーとして異星人同士の殺人事件が出てきたり、めったやたらと登場人物が多かったりするが、私にはそのどれもが無駄話にしか映らなかった。

 けっこういい評価を受けているが、私的にはまぁまぁの作品という評価を残しておこう。
posted by いなえしむろ at 12:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月26日

DivXプレーヤ衝動買い

またやってしまった

 わが家には DivX が再生できるプレーヤが2台ある。うち1台はモニタつきであるので、車載も可能。これはこれで便利である。ドラマや映画などはまとめておけば車中も退屈しない。

 そして昨夜もう1台発注しまった。今度はモニタ付で、電車の中でも見ることができるタイプ。映画版ユビキタスかな。

divx.jpg


 よく考えたら、メディアであるSDメモリがない。所有の最大は256Mである。これでは映画は入らない。1Gほしいところ。追加投資が必要。

 でもメディアがあったとしても、いつ見るんだ? ま、それは見てから考えるとするか。計画性のない衝動買いだった。

追記)
・CPU・・・モトローラ DragonBall i.MX
・液晶・・・2.5インチ
・DivX社公認(とするとXvidはだめなのかな?)
・DivX変換ソフト同梱
・(当然)MP3対応
posted by いなえしむろ at 22:53| Comment(6) | TrackBack(0) | 書斎の文房具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

沈黙の聖戦

スカッとアクション

 昨日も深夜まで映画鑑賞。特段変わったオチがない代わりに、登場人物が少なく駆け足展開でわかりやすい2003年のアクション映画

 アクションものはすべてマトリクスの影響があるようで、敵の弓矢と主人公の弾丸が交差するあたりはまるでマトリクスそのもの。ま、それはそれでいいんだけれど。

 主役はスティーヴン・セガールって俳優だが、ジェームズ・ボンドを少し太めにしたプロレスラーって感じで、いかにも強そうな印象があるため、単純なストーリーとあいまって展開が読みやすい。

 しかも、この俳優は日本人と結婚しているらしく、日本人もこの俳優の売込みに力が入っているようだ。当時の度派手な広告を掲げておこう。

chinmoku.jpg
posted by いなえしむろ at 12:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月25日

ブレイド

3,2,1と逆戻り

blade1.jpg 3から逆戻りしてみた最初の作品。オープニングからアップテンポで非常に軽快。

 アクションは2より落ちるかな?と思うが、このスピード感は最高

 やはり、3競演の女優以外は駄作だったと思ってしまう。このシリーズなかなかいいなぁ。とにかくスカっとすることは保証できる。全編暗いが我慢の範疇。

 しかし、ダークヒーローとはよく言ったものだ。日本ではコメディ系の主人公がはやるが、このようなヒーローはあまり知らないなぁ。国民性だろうか?

 ま、この手の映画はストーリーよりもアクションだろうな。2はそれなりにストーリーも楽しめたと思うが、ひたすらアクションというのも悪くない。続編出たら見るだろうな。
posted by いなえしむろ at 21:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

7月の三連休

海の日の予定

 ここのところ旅行していないので面白くない。そもそも三連休がないからである。そこで、次の三連休、つまり7/16〜18の予定をたてることにした。

 まずは国立少満員である。よく考えたら、翌週7/31からは長女にとって2回目の「真夏のチャレンジキャンプ」である。10泊11日の強行軍。当たるかどうかは未定であるが、一応気にしておこう。

 次は国立室戸少年自然の家である。さっそくメールすると即返事があった。だめ。翌週ならということだが、前述の通り、夏チャレでリザーブのため断念。

 となると、一度はいきたいと思っていた憧れの「熊野少年自然の家」である。海の日にふさわしいすばらしいところだと期待している。こっちにもメール。即返事。今なら空いている。即予約!といきたいところだが、少し家族会議をする必要がある。しかし、いきたい

 もちろん、ほかにもいろんな場所が考えられるが、せっかくの三連休である。思い切って足を伸ばしたい。さて、どこにしようかなぁ。とても楽しみである。

追伸)
 実はいい友人の助けを借りて穂高中崎山荘の近所)にいく計画もある。こっちは三連休といわずに、思い切って夏休みすべてを投入する価値がありそうだ。楽しみである。

posted by いなえしむろ at 20:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 家族旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月24日

海遊館お泊まりスクール・・・当選!

三女とママが出発

 2回目のチャンレジで無事当選。6/18だ。きっと三女はペンギン前に陣取るのだろう。今から楽しみにしている。いいことあるといいね。

otomari_a.jpg

posted by いなえしむろ at 15:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 家族旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月23日

スターウォーズ

全シリーズを見たい

starwars.jpg

 エピソード(以下EPと略記)1,2,3、そして下へ行って4,5,6である。新作はである。スターウォーズは時代がけっこうややこしい。ちょっと整理してみよう。

 EP1 ファントムメナス(1999年)
 EP2 クローンの攻撃(2002年)・・・・・・EP1の10年後
 EP3 シスの復讐(2005年)NEW・・・・・・・・・・EP2の2年後
 EP4 新たなる希望(1977年)・・・・・・・・・未発表作品の20年後
 EP5 帝国の逆襲(1980年)・・・・・・・・・・EP4の3年後
 EP6 ジェダイの帰還(1983年)・・・・・・EP5の1年後

 括弧内は映画ができた年である。つまり、スターウォーズはEP4からはじまり、EP6までの三部作を創ってから、一気に36年+アルファの過去へと飛んでEP1が創られて過去を舞台とした三部作が新たにできたということになる。今回の新作は過去を舞台とした三部作の最終章というわけ。

 考えようによっては、新作はその前後が明らかにされているのだから、ストーリーは限られた枠の中にとどまることになる。でも、一番の出来というからにはなにかいいところがあるんだろう。楽しみである。

追記)
 しかし、EP3とEP4の間には謎の空白(未発表作品があるから時代がつながらない)がある。これを埋めたいと思う人も多いはず。いずれここも埋まるんだろうなぁ。EP3.5になるのかなぁ。

posted by いなえしむろ at 21:04| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月21日

グリーンマイル

ある意味これもSFか?

green-m.jpg スティーブン・キング原作であり、あちこちで絶賛されている映画でもあり、今日はテレビ放映があったため時間を作って見ることにした。

 ストーリーの絶対的背景と言える死刑囚が超能力を持っているという仮説さえ乗り切れば、「生と死の意味」を描いた非常に感動的かつ輪廻的なファンタジーといえる。

 主役のトム・ハンクスはとてもよく演じているし、ほとんどのシーンを刑務所に限っていることでわかりやすい。回想シーンから現在に戻るラストは、超能力の分配を第二の仮説として、無実を知りながら死刑執行してしまったことにより、主人公が「ねずみとともに長生きの刑を受けるというものだが、非常によくできていると思う。

 主人公は、長生きすることで無実の死刑囚(超能力者)を死なせてしまったという思いが薄らぐとともに、はじめて死刑囚がそのまま死刑の執行を望んだ理由がわかる。なぜなら、長生きが辛いことを知るから。

 また、「ねずみとともに」であるところがアルジャーノンっぽく、SFの色が非常に濃く見えてしまう。しかし、先の仮説に乗り切れないとまったくの駄作となる。私としては、駄作ではないとは思うが、仮説に乗り遅れた感じがして、絶賛されるというほどのことはなぁ・・・という評価かな。
posted by いなえしむろ at 22:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

いただきものの古酒

ひたすらマイルド

koshu.jpg たとえて言えば中華料理に出てくる紹興酒みたいな味わいだろうか。

 そもそも紹興酒ってのは、 
純粋天然醸造の台湾酒であり、「愛蘭」からの湧出水プラス精白したもち米と米麹、麦麹を原料とした上で、3年以上カメの中で熟成させた淡麗辛口の銘酒である
とされている(詳細はデータベース参照)。

 「紹興酒みたいな味わい」と感じたのは、この「3年以上の熟成」がキーワードだろうか。今呑んでいるこの酒には「長期熟成」と記されているし、その味わいなんだろう。ってことで・・・

おいしいお酒をありがとう!
posted by いなえしむろ at 20:45| Comment(3) | TrackBack(0) | いなえの日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

元気な水草

伸びる、伸びる

 マツモというらしい。とにかく1週間で2倍になる。切っても切っても伸びる。たっぷりの酸素を供給してくれるのはうれしいが、メンテが大変。すでに手元の水槽はすべてマツモが征服している。処分すべきかどうか・・・。

matsumo.JPG

posted by いなえしむろ at 15:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 生き物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ロボロフスキーの雛が3ヶ月

元気に育っている

 警戒心が強いといわれているロボロフスキー・ハムスターであるが、手乗りするまで慣れてきた。3ヶ月記念にパチリ。

hina.jpg
hina2.jpg
posted by いなえしむろ at 15:27| Comment(1) | TrackBack(0) | 生き物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

空飛ぶチョコレート

静電気ってなんだろう

uku.jpg 長女は中間試験から開放されてぐーたらモード突入。次女は学校でのバドミントンクラブに入って、毎月第三土曜日はその練習。

 ということで、ママと長女、次女+友人は、どこかのホテルでケーキバイキング。三女とパパはインラインスケート。

 大事なチョコを持っての練習だが、途中でふと気づいたのがこの静電気。なかなか楽しいのでご紹介。

付  録
DSCF0001.JPG
インラインスケートの変遷
(三女用、次女用、着脱式ゲスト用、パパ用)

posted by いなえしむろ at 14:35| Comment(0) | TrackBack(0) | いなえの日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

地震雲?

地震は起こるのか?

cumoj.jpg FLさんちで話題にしていたので、似たような雲を写してみた(方角は西)。地震雲に関してはさまざまなWebがあるが、写真が多いのはこちらとかこちらとかだろう。

 もちろん科学的にはまだ「地震予知に使える」レベルにはなく、ナマズと同程度のもの(ちょっと言い過ぎか?)と推察されるが、予知が困難な自然現象に対する人類の飽くなき取り組みという意味で面白い。

ちなみに、私は地震は起こらないだろうと確信している。

cumoj2.jpg ということで夕方16時ころの逆方向(東)のショット。肉眼では左下に飛行機が見えているのだが、もちろん飛行機の後ろに雲はない。よって飛行機雲説は否定することができる・・・かな?

 ま、今後とも空には注目しておくことにしよう。しかし、空を写すときには安物デジカメ(FinePixM603)では無理があるな。
posted by いなえしむろ at 11:37| Comment(1) | TrackBack(1) | いなえの日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月19日

GODSEND

クローン人間のスリラー

godsend.jpg わずか8歳で命を絶った息子アダムを、長い年月をかけて(ロバートデニーロ扮する)天才医師とともにクローンとして甦らせることに成功する夫婦。彼らの周りに次々と奇怪なことが起こりだす。

 具体的にはクローンが本物を越える8歳以降にその奇怪さは顕著になるのだが、全体としてスリラーという感じであり、面白くはなかった。

 クローンを作った場合どうなるのか? タイムパラドックスに良く似たこのテーマは、作りようによっては面白いものになると思うのに。

 この作品「GODSEND」は、クローンを作るときに使う「クローン人間の基」に問題があったことになっている。基として使ったのが、殺人鬼として亡くなった天才医師の息子なのである。
(正確には、このように理解するほうがわかりやすいという意味)


 クローン人間アダムにはその基となる殺人鬼の記憶や行動特性が刷り込まれている。いわゆるアダムと殺人鬼が二重人格化するってオチだ。別にそれは8歳以降で発現する必要はないのにね。

 繰り返すが、面白くない。いくら完全なクローンを作っても、8歳以降は別の病気で死んでしまうとか、ほかのオチもあったろうと思うのだが。ま、これを機会にクローンについて少しばかり勉強してみるのも悪くない。
posted by いなえしむろ at 13:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月18日

タイムクエイク -時震- (カート・ヴォネガット)

最新かつ最後の作品

 これはカート・ヴォネガットの最新作(「ホーカス・ポーカス」に続く作品)であると同時に最後の作品であるとされている。残念ではあるが、これ以上の作品はもう出てこないような気がするのも確かである。

 宇宙の異常により、すべてが2001年から1991年に逆戻りしてしまう。そして、人々はまったく同じ経験を二度するというのが大まかなストーリーである。この紹介を信じてタイムパラドックスものだという先入観でこの作品を読むと大いに面食らう

 実はこの作品はまったく小説の枠を越えている。細切れな文章に加え、時間的にも場所的にも真実と仮想も、あっちこっちいったりきたりの展開。しかも、自身のエッセイをはさんだり、自叙伝的なことも書いたりしているから、非常に混乱する。

 混乱を極めるのは、作者の代弁をする架空の老SF作家「キルゴア・トラウト」(ヴォネガット作品でほぼ毎回登場するキャラクターである)とカート・ヴォネガット自身物語に登場することである。

 どっちが本当の作者自身なんだろうか? どっちが真実を語っているのだろうか? とにかく難解というよりも混乱すること請け合いである。

 しかし、しかし、しかし、最後のほんの数ページにいたってようやく全貌が見えてくる。宇宙にタイムクエイクを起こさせた理由が見つかる。エピローグ(いつもの通り、プロローグとエピローグがついている)ではそれがよりはっきりするし、最後のあとがきでそれはもっとクリアになる。いい作品だ。時期を見て読み直ししたいと思う。次の作品は無いと確信できたから。

timequac.jpg

ヴォネガット自身の言葉
これは一本立ちの作品じゃない。
一冊の長い本の最終章なんだ。
その長い本というのは、これまで活字になった
わたしの全作品、全仕事というわけさ。


私の反論
ヴォネガットさん、違うね。
あなた自身が作品中に書いているように
本というのは、手と目、さらには脳と心を
ある精神的な冒険に連れ出してくれる。
今回の作品は、あなた自身の現実の人生と、
自身によって連れ出された冒険の人生と、
このふたつをあわせた、ご自身の全人生というわけさ。

posted by いなえしむろ at 21:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

おばぁちゃんコーヒー

なつかしのコーヒー

granma.jpg


 6年ぶりにわが本社近くの喫茶店にいった。再開発が進む中ノ島で、まだ元気にがんばっている。おばぁちゃんが一人でやっている。ほっとする場である。時間があればまた立ち寄ることにしよう。
posted by いなえしむろ at 19:52| Comment(0) | TrackBack(0) | いなえの日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月17日

夏への扉 -The Door into Summer-(ロバート・A・ハインライン)

あふれる愛が傑作を生む

natsuhe.jpg 二回目である。多くのSFファンが絶賛する作品であるが、ハードSF的にはさほどすばらしいものではない。ひとつのタイムパラドックスものだと考えればいいだろう。

 SFであるがSF的でないという意味では、「アルジャーノンに花束を」のほうがはるかに感動ものである。

 しかし、傑作であることは事実である。今回は少し長めにコメントしよう。

 一言でいえば、SFとはなにを伝えるものかを再認識させてくれる作品であると思う。数々の伏線がはられており、それらが一気に氷解していく後半部分のスピード感は、さすがに一流のストーリーテラーである。コメントの寄せ集め式に感想を書こう。

■猫のピート

 この作品の一番のポイントは猫猫であるのだが、私は猫が嫌いである。よってどうしてもそこに感情移入ができない。猫が好きな方々は、猫は主人公のペットとして認識されている。もちろんそうだ。
では、犬ではいけないのか?

 いけないと私は思う。この作品のベースとなっている「タイムパラドックス」は、それを論じる際どうしても猫には触れないといけないのだと思う。触れることが礼儀なのではないだろうか。そう。明らかに猫を持ち出したのはシュレディンガーの猫なのだと想像したい。詳細は3/19の記事(未来からのホットライン)参照。

 実際には、「猫好きにこの本を捧げる」との作者のコメントがあることから、上記の解釈は猫嫌いのたわごとなのだが・・・。
 
■文化女中器

 ハイヤード・ガールの日本語訳である。家事をこなしてくれるロボットの原型である。あまりにひどい訳だと思う。英語の語感を感じ取れないのが残念だが、英語圏の人にはどのような響きなんだろうか?

 さて、実はここに愛黒ハートが潜んでいる。主人公であるさえない独身技術者が最初に開発するのがこの文化女中器なのである。誰もが省みようとしない家事をこなすロボットという発想がいい。

 また、主人公は部品交換式組立方式(修理しないで部品を交換することで利便性を高める)を進めていく。モジュール化なんだが、それは利用者の利便を考えたものであり、現在の(プリンタのインクのような)消費促進のための、つまり生産者の利便を考えたものではない。ここに技術者としての愛黒ハートが見え隠れする。

■たった一体の人形のために燃えさかる建物の中にとって返す

 これは主人公の言葉である。11歳のこどもに対するときにつぶやくのであるが、先の文化女中器同様に育児をしていないとわからないセンテンスである。ここにも愛黒ハートが落ちている。

■主人公の一人称語り部形式

 作品は主人公が回想するというような形式をとっている。感情移入がしやすい語り口であり、時代があちこち飛んでも複雑さを回避することが可能である。タイムパラドックスを扱う割にわかりやすいSFにしたてることができたという意味でいい手法だと思う。

■未来を変えるための過去訪問

 タイムパラドックスである。未来を変えるために、主人公は過去に戻って画策するのである。作品中のタイムマシンは、過去か未来かどちらにいくのかわからないという設定になっている。したがって同じ体重分のおもりと人間が同時にタイムマシンにかけられる。うまくいけば、希望の過去(もしくは未来)にいくことができて、おもりのほうはその逆に飛ぶことになる。

 プラスとマイナスの時間軸理論であり、なかなかこれは楽しめる。もう少し詳しい挿話があったほうが良かったと思う(堀晃氏の作品では何度か出てくるのだが)。

■過去に戻ってもう一人の自分を殺したら?

 過去に戻った主人公自らがその過去の時間軸にいる自分を見てこう思うのである。まさにタイムパラドックスの原点である。考えようによっては逃げだが、さらりとそれを主人公に言わせるあたり、この問題がテーマではないのだという作者の意図が見えてさっぱりすると私は思う。

 同様のタイムパラドックスに関する部分は、最後の最後でかなり長く語られる。主人公がハッピーエンドの妻に説明するというスタイルでモルモットの例から多元宇宙論(もう一つの宇宙、もうひとつの未来)まで展開されるのだが、語り手が主人公であり、まさにラスト数ページであるのでエピローグ的な位置付けになっているのが少し残念である。

 もっとも、これらは「タイムパラドックスがテーマではない」が「それを無視しているわけではない」加えて「だから猫を登場させているだろう?」という作者の声が聞こえてきそうだが・・・。

■レオナルド・ダビンチの謎

 挿話というスタイルで、ダビンチが実は現在から過去にいったトラベラー(帰ってくる方法がないのだから、厳密にはトラベラーという表現は不適切だが)だったという示唆がなされる。これもテーマからは外れるということで挿話にしているのだが、これはこれでタイムパラドックスもののファンに対するサービスなんだろう。

■タイトル

 これにはだまされる。「猫のピートは冬になると家中の扉を開けろと主人公に要求する。なぜなら、そのうちのどこかはきっと夏につながっているはずだと考えるからだ。」

 ここを冒頭に読んでしまうと、タイムマシンで過去に帰っても結局つながっている先(未来)は変わらないのだということを暗示していると思ってしまう。このスタイルはまさに「今、会いにいきます(映画)」のスタイルである。

 でも逆である。夏への扉は存在する信念と愛さえあれば必ず夏へと続く扉をあけることができるのだ

 これがテーマであり、そのテーマを語るための舞台装置としてタイムパラドックスを使ったに過ぎないのである。確かに傑作といわれるほどのことはある。ただ、それでも私はSF的には面白くないと思う。
posted by いなえしむろ at 22:40| Comment(0) | TrackBack(1) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

DVD-Rメディアが安くなった

10枚で268円

dvd.jpg なんと30円を切っている。知らなかった。右側のDVD-R/Wですら150円である。音楽用にとCD-Rをよく使っていたが、すでにCD-Rと同等の価格になっている。
 驚いた。無理にCD-Rを使う必要はない。DVD-Rもすでに使い捨て時代に入ったね。
posted by いなえしむろ at 21:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 書斎の文房具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

JR西日本@阪急梅田駅

報道されない部分

jr.jpg


 このblogでは時事問題は扱わない。これは作者の方針である。しかし、今日久しぶりに阪急梅田駅で目にしたので報告しておく。

 写真左上の青い○印には「JR振替出口」という看板がかかっており、事故で普通となっているJR線の乗客を振替輸送している。JR定期専用の出口を作ったというわけだ。写真の右の赤い×印の下には「JR」の腕章をつけた職員が立っている。その専用出口から流れ出てくる乗客(降客)に謝罪しているのである。

 ひとつの画として、ここに紹介しておこう。
posted by いなえしむろ at 20:59| Comment(0) | TrackBack(0) | いなえの日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

三女の進化

あっという間である

sinka.jpg


 もう3代(台)目のインラインスケートである。まだまだおもちゃだが、ローラースケートもどきから、着脱式インライン、靴付インラインへと進化している(写真左から右)。近いうちに、もっとよくすべるものをほしがるだろう。

 安物買いの銭失いとはまさにこのことだ。最初からいいものを買っておけばよかったと後悔している。

 この点次女が最初からいいもの(と言ってもプロテクタ付で6,000円程度だが)を買ったので、長持ちしそうだ。

 実はパパ用も買っている。プロテクタ無しのスケート単体で5,000円のもの。週末はコース図を作ったので3人で冒険に出かけることにしよう。
posted by いなえしむろ at 20:50| Comment(0) | TrackBack(0) | いなえの日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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